老前整理の難しさ @ エンディングノート
しつこく前回の続きです…
(これで終わり!)
私は今までずっと健康で暮らしてきたので、「もしも」の時は
まだ先だろうと思っていました。(不慮の事故は仕方ないとして)
しかし、今回のことで「もしも」はあると確信。
色々と整理を行った訳ですが、主体は「自分」だったので、
とても簡単でした。
もし、これが自分の家族ならどうでしょうか?
きっと身近な存在すぎて、整理を上手く促せないような気がします。
前回の記事の方は、
「一人暮らしのお母様を思い、身辺整理をどうしたらよいか」
と言うご相談でした。
整理することにより、思い出の空間を壊してしまうかもしれない事に対する不安、迷い、
一人暮らしなので、少しでも生活がしやすくなればと思う配慮、
しかしお母様一人で整理するには大変な作業…。
一番悩んでいらっしゃったのは、整理を提案すること。
私は読んでて胸が熱くなりました。
なんてお母様思いの優しい方なのかと…
整理することにより思い出の空間(物)が無くなってしまう事、
これはとても気になることだと思います。
私のように、自ら積極的に空間を変化させている場合と、
第三者から促されて空間を変えるのでは全く意識が違います。
思い出の空間をなくすのは難しいことですし、心の準備が必要。
当たり前ですが、自ら望まない限り、第三者が勝手にそれを行うのは良くない事です。
また、具体的な整理やそれを提案することはなかなか勇気のいる事だと思います。
(病気・認知症等の自己判断が難しい場合は別でしょうか?すいません、未経験故、わかりません)
ではどうすれば良いのか?
一番大切なのは、
「何がその方にとって一番良い事か考える」
ことだと思います。
(家族を亡くした悲しみが癒えてから行うのが前提)
具体的ですが、例えば…
■整理することのメリット
・生活しやすい
・物がないと片付けやすい
・掃除がしやすくなる
・探し物がない
・欲しい物がすぐ取れる
等々…
■整理しないことのデメリット
・床に物があるとそれにつまずき転ぶ(お年寄りは骨折しやすい)
・高い所にある物を取ろうとして台(イス)に乗りバランスを崩し落ちやすくなる(足腰が弱いので)
・掃除が行き届かず埃っぽい
・地震の時、不安(物が落ちてくる)
・思い出の物がなくなる不安
等々…
お年寄りでも、元気で足腰がしっかりしている方もいらっしゃいますし
物が多くても整理整頓されたお宅もありますので、
一概に↑が全てとは言い切れません。これはあくまでも例です。
目的・暮らし方・生き方… が定まると、何をすれば良いか見えてきます。
快適な空間を提案する迷いの1つは、「整理」で
「物が無くなる事」=「思い出まで消えてしまうかもしれない事」
と言う不安になるからではないでしょうか?
「整理」は捨てることではありません。
最近「断捨離」という言葉が流行っているので、
「整理=物を捨てること」と捉えている方が多いように思います。
確かに「整理」で物を捨てることもありますが、
捨てるだけでなく、「別の使い方をする」、「譲る」、「寄付する…」
等、「物の生きる道(他の活用法)」を考え、
捨てなくても良い方法が見つかれば、不安は軽減されると思います。
これがなかなか大変なのですが…
お年寄りにとって住み慣れた住環境を変えることは
かなり難しいこと。それは、今までの習慣、癖、等が体に染みついているから。
まずは「今後どう暮らしたいのか?」をよく話会い、
その方の意思を尊重するのが一番大切なことなのだと思います。
相談者様は、お母様のお話を聞き、日常生活のプチストレスの
改善から始められたそうです。これなら簡単にできますもんね。
「老前整理」と言葉だけ捉えると、なんだか難しく重いような気がしますが、
少しずつ生活改善をしていくことなら、取りかかりやすいと思います。
私の実家の場合は…
まだ先だと考えず、そろそろ考える時なのかもしれません。
数年前に全面リフォームし、その時、かなり整理をしたお陰で、
思い出の物等は減ったのですが、減ったスペースに新たな物が…(/-\*)
今回の記事は、老前整理をしたことがない私が書く内容ではないのですし、
これが正解ではありません。あくまでも一個人の意見ですので
ご了承くださいませ。m(__)m

多くの方から「遺品の整理の大変さ」をコメントで教えていただきました。
ありがとうございます。m(__)m
その中でも、
「突然逝ってしまったので財産・資産・預貯金に関する整理が大変だった」
と言う内容が沢山ありました。
そうですよね。「もしもの時」は予測不可能ですから…
我家には資産も財産もないですが、私が「もしも」の時、家族に迷惑をかけたくないので、
今回、エンディングノート
を買いました。

内容は↓の通り
先日書いた、身辺整理の記事のコメントで、
「遺影も用意しました」と言う方がいらっしゃり、「なるほど!!」と思いました。
私は写真を撮るのは好きですが、撮られるのは超苦手で、
最近の写真は皆無… (/-\*)
遺影って拡大されるので、最期くらいベストショットで登場したいっ!! (≧▽≦)
このエンディングノート
には「遺影」を指定する欄までしっかりありました。
(納棺時の服装を指定する欄まであります)
他には…
・資産(預貯金・不動産等・借入金・ローンについて・クレジットカード・電子マネーについて)
・気になること(PC・携帯・WEBサイトのIDのついて・宝物・コレクション・ペットについて)
・家族(家族一覧・親族一覧・冠婚葬祭メモ)
・友人、知人
・医療、介護
・葬儀、お墓
・相続、遺言
・その他
これを書きあげるには結構、労力がいりそうです。(x_x;)
「もしも」の時もですが、財布をなくした時や震災時の「もしも」にも
対応しそうなので、買って良かったです!
ただ…
これを盗まれると…
個人情報満載なので怖いです。( ̄□ ̄;)!!
(保管方法に注意!!)


いつも応援していただき、ありがとうございます。m(__)m 更新する励みになっています♪


※今月レッスンの方、お待ちしています♪(ごめんなさい!ご案内のメールする時間がありませんm(__)m)
※yumi様 返信ありがとうございました m(__)m
※メールの返事が届いてないと言う方、お手数ですが催促してください。m(__)m
※コメントのお返事、遅れてます!ごめんなさい!
(これで終わり!)
私は今までずっと健康で暮らしてきたので、「もしも」の時は
まだ先だろうと思っていました。(不慮の事故は仕方ないとして)
しかし、今回のことで「もしも」はあると確信。
色々と整理を行った訳ですが、主体は「自分」だったので、
とても簡単でした。
もし、これが自分の家族ならどうでしょうか?
きっと身近な存在すぎて、整理を上手く促せないような気がします。
前回の記事の方は、
「一人暮らしのお母様を思い、身辺整理をどうしたらよいか」
と言うご相談でした。
整理することにより、思い出の空間を壊してしまうかもしれない事に対する不安、迷い、
一人暮らしなので、少しでも生活がしやすくなればと思う配慮、
しかしお母様一人で整理するには大変な作業…。
一番悩んでいらっしゃったのは、整理を提案すること。
私は読んでて胸が熱くなりました。
なんてお母様思いの優しい方なのかと…
整理することにより思い出の空間(物)が無くなってしまう事、
これはとても気になることだと思います。
私のように、自ら積極的に空間を変化させている場合と、
第三者から促されて空間を変えるのでは全く意識が違います。
思い出の空間をなくすのは難しいことですし、心の準備が必要。
当たり前ですが、自ら望まない限り、第三者が勝手にそれを行うのは良くない事です。
また、具体的な整理やそれを提案することはなかなか勇気のいる事だと思います。
(病気・認知症等の自己判断が難しい場合は別でしょうか?すいません、未経験故、わかりません)
ではどうすれば良いのか?
一番大切なのは、
「何がその方にとって一番良い事か考える」
ことだと思います。
(家族を亡くした悲しみが癒えてから行うのが前提)
具体的ですが、例えば…
■整理することのメリット
・生活しやすい
・物がないと片付けやすい
・掃除がしやすくなる
・探し物がない
・欲しい物がすぐ取れる
等々…
■整理しないことのデメリット
・床に物があるとそれにつまずき転ぶ(お年寄りは骨折しやすい)
・高い所にある物を取ろうとして台(イス)に乗りバランスを崩し落ちやすくなる(足腰が弱いので)
・掃除が行き届かず埃っぽい
・地震の時、不安(物が落ちてくる)
・思い出の物がなくなる不安
等々…
お年寄りでも、元気で足腰がしっかりしている方もいらっしゃいますし
物が多くても整理整頓されたお宅もありますので、
一概に↑が全てとは言い切れません。これはあくまでも例です。
目的・暮らし方・生き方… が定まると、何をすれば良いか見えてきます。
快適な空間を提案する迷いの1つは、「整理」で
「物が無くなる事」=「思い出まで消えてしまうかもしれない事」
と言う不安になるからではないでしょうか?
「整理」は捨てることではありません。
最近「断捨離」という言葉が流行っているので、
「整理=物を捨てること」と捉えている方が多いように思います。
確かに「整理」で物を捨てることもありますが、
捨てるだけでなく、「別の使い方をする」、「譲る」、「寄付する…」
等、「物の生きる道(他の活用法)」を考え、
捨てなくても良い方法が見つかれば、不安は軽減されると思います。
これがなかなか大変なのですが…
お年寄りにとって住み慣れた住環境を変えることは
かなり難しいこと。それは、今までの習慣、癖、等が体に染みついているから。
まずは「今後どう暮らしたいのか?」をよく話会い、
その方の意思を尊重するのが一番大切なことなのだと思います。
相談者様は、お母様のお話を聞き、日常生活のプチストレスの
改善から始められたそうです。これなら簡単にできますもんね。
「老前整理」と言葉だけ捉えると、なんだか難しく重いような気がしますが、
少しずつ生活改善をしていくことなら、取りかかりやすいと思います。
私の実家の場合は…
まだ先だと考えず、そろそろ考える時なのかもしれません。
数年前に全面リフォームし、その時、かなり整理をしたお陰で、
思い出の物等は減ったのですが、減ったスペースに新たな物が…(/-\*)
今回の記事は、老前整理をしたことがない私が書く内容ではないのですし、
これが正解ではありません。あくまでも一個人の意見ですので
ご了承くださいませ。m(__)m

多くの方から「遺品の整理の大変さ」をコメントで教えていただきました。
ありがとうございます。m(__)m
その中でも、
「突然逝ってしまったので財産・資産・預貯金に関する整理が大変だった」
と言う内容が沢山ありました。
そうですよね。「もしもの時」は予測不可能ですから…
我家には資産も財産もないですが、私が「もしも」の時、家族に迷惑をかけたくないので、
今回、エンディングノート

内容は↓の通り
●あちこちに散らばりがちな自分の大切な情報を1冊にまとめておくことが可能。
入院時や相続時など、さまざまな「もしもの時」に役立ちます。
また、日常生活の中でも備忘録として活用できます。
●銀行口座や保険、クレジットカードなど、
年齢を問わず今日からすぐに書き込める項目を、多数盛り込みました。
●なめらかな書き心地で長期保存にも適しているコクヨオリジナル原紙
「コクヨ帳簿紙」を中紙に採用しています。
●CD-R1枚を保管できるディスクケースを付属。
ポケット部分には証明写真やお気に入りの写真などを入れておくこともできます。
先日書いた、身辺整理の記事のコメントで、
「遺影も用意しました」と言う方がいらっしゃり、「なるほど!!」と思いました。
私は写真を撮るのは好きですが、撮られるのは超苦手で、
最近の写真は皆無… (/-\*)
遺影って拡大されるので、最期くらいベストショットで登場したいっ!! (≧▽≦)
このエンディングノート
(納棺時の服装を指定する欄まであります)
他には…
・資産(預貯金・不動産等・借入金・ローンについて・クレジットカード・電子マネーについて)
・気になること(PC・携帯・WEBサイトのIDのついて・宝物・コレクション・ペットについて)
・家族(家族一覧・親族一覧・冠婚葬祭メモ)
・友人、知人
・医療、介護
・葬儀、お墓
・相続、遺言
・その他
これを書きあげるには結構、労力がいりそうです。(x_x;)
「もしも」の時もですが、財布をなくした時や震災時の「もしも」にも
対応しそうなので、買って良かったです!
ただ…
これを盗まれると…
個人情報満載なので怖いです。( ̄□ ̄;)!!
(保管方法に注意!!)
いつも応援していただき、ありがとうございます。m(__)m 更新する励みになっています♪


※今月レッスンの方、お待ちしています♪(ごめんなさい!ご案内のメールする時間がありませんm(__)m)
※yumi様 返信ありがとうございました m(__)m
※メールの返事が届いてないと言う方、お手数ですが催促してください。m(__)m
※コメントのお返事、遅れてます!ごめんなさい!
- 関連記事
-
-
面倒くさいことは続かない@書類の整理収納 2015/06/08
-
「もしも」に備える「救急医療情報キット」 2014/01/28
-
もしもに備える @ リビング・ウィル 2013/06/19
-
取扱説明書の収納 2012/03/14
-
便利なフォルダー @ 紙類の収納 2012/02/28
-
老前整理の難しさ @ エンディングノート 2011/10/11
-
生前整理と遺品整理 2011/10/06
-
説明書の収納 @ その2 2010/02/04
-
領収書・請求書の収納 2009/08/27
-